一、書道門なし
書道にはここから入らなければいけないという入り口の門はなく、様々な門がある。だが門から入らなければ、入ることはできない。
(梧竹堂書話)
楷書から必ず学ばなければならないということもないし、
臨書は少し書を知ってからということもない。
様々な道があるのだろうが、門はくぐらないといけない。
関は通らないといけないということだろう。
ただちゃんと勉強しなくてはならないということだろう。
そのちゃんとが難しい。
昇段試験に合格したと知らせを聞いてとてもうれしい。
一つの関を通過したのかもしれない。
これからまだまだ続く関。
書ける体を作りながらちゃんと時間を重ねていきましょ。